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トラック?

コース製作にで一番最初に悩むのがメーカーだろう?
大きく2社製のトラックが日本では手に入りやすい。
TOMYとTYCOで現在、日本では発売元がないのでYahooオークションでの入手が一般的

どちらのトラックの方が良いか?
簡単では有るが私なりに調べて見た。
コース製作に参考になればと思う。

*トラックの種類
ギミックやアクショントラックは例外としたら、TOMYの方が15インチ1/8カーブや6インチ1/8カーブなどが有る。
残念だが、TYCOには15インチカーブが無いので常設コース製作ではキツイ所が有る。
TOMYでは、18インチ1/8カーブが発売されてる。

*溝(スロット)の深さ
TYCOは約3.3mm位 TOMYは約5mm位
正確に測れる工具が無いのでノギスのデプスバーで測量した。
注)デプスバーはメーカー保証外なのとトラックの生産ロットやトラックの種類によって違う場合が有ります。


上がTYCO 下がTOMY

溝が浅いと何がイケないのと言う声が聞こえて来そうだが
常設コースを作ったら、チューニングマシンを走らせたくなるのは当然の事です。
まずは、実車同様に車高を落とすのが思いつくと思います。
タイヤを削るか交換して車高を落とし、トラクションを稼ぐのが一番コーナーを速く走れると思うからです。


440-X2ノーマルシャーシにロングガイドピン装着例
左がTYCO 右がTOMY


TYCOトラックはガイドピンが溝底面にあたりフロントタイヤが浮いてる状況
私は、ノーマルガイドピンでしか遊ばないので大丈夫と言う方には関係無い話だが
実は、常設コースにはもう一つ溝が深い方が良い理由が有ります。


左がTYCO 右がTOMY

写真を見て頂けれ分かると思うが、TYCOとTOMYの梁は溝と同じ高さです。
トラックの縁までギリギリの高さが有るTOMYは上から押しても沈みが少ない。
TYCOは固定しても隙間が大きいので上から押すと沈みが大きく割れる可能性も高い。
TYCOの方がTOMYよりトラック自体の高さが0.5mm位高いので余計に沈む感じがする。

*溝間隔
トラック幅はどちらも一緒だが溝の間隔がTYCOの方が広い。
レースレギレーションで車両幅は、1 5/16インチ(33.34mm)と通常されてる。
通常幅ならTYCOとTOMYでも擦る事は無いがLifeLikeだとTOMYトラックは擦るボディが有る。


上がTOMY 下がTYCO
溝1本分TYCOの方が間隔が広い感じ


大きくこんな所がTYCOとTOMYの違う所でしょうか?
他にも、ジョイントやトラック表面に文字が有るなど違いは有りますが
コース製作には影響が無い部分だと思います。

総合的に見てもTOMYで常設コースを作る事をお勧め致します。
一番の問題は、15又は18インチカーブトラックの存在でしょう。
6インチ1/8カーブトラックも結構重要です。

私個人の意見なので絶対では有りません。
違う見方をする方もいると思います、最後は自分が納得出来るコースが完成すれば良いのです。
ここが、一番重要な所だと思います。

*番外編 AURORAかTOMYか?
日本では、AURORA製トラックとTOMY製トラックが発売された。
ここでは、AURORA製をType1 TOMY製をType2と言う事にする。

トラックの種類だがType1の方が不利です。
日本で未発売トラックは6インチ1/8カーブトラック・9インチ1/8カーブトラックが日本では未発売。
これは、常設コースでは致命的で1/4カーブトラックでは単純なコースしか設計出来ない。
今でも頑張ればアメリカに在庫してる店は有るので入手は可能です。

何でType1とType2を比較するのか?


ジョイント部分を見て頂きたい。
左がType2で右がType1


Type1は上部の線に余計な物が無い。
奇麗に鉄線1本で繋がってる。
ここが魅力なのです、Type1以前の各社トラックはこの様に鉄線が1本の物が多い。

*トラックの種類
では、Type1の1/8カーブトラックをアメリカから入手出来ると仮定して話を進める。
Type2の18インチカーブトラックだがこれも日本未発売なので入手出来ると仮定で話を進める。

ここで仮定の話をするとカーブの種類でType2の方が多い。
多分、Type1で無いトラックは、3インチカーブと18インチカーブだと思うが・・・
Type1には、36インチフレックストラックが有る。

好きなカーブ角度や上下も出来る夢の様なトラックが有るので3インチや18インチカーブも作れる・・・
盲点は、普通のガイドピンでは走行出来ない。
何故マグナカーに板状のガイドピンが有るか理解出来たと思う。

Type1には3インチと18インチカーブが無いが、これを我慢出来るならType1の方がトラックは多い。
ストレートトラックでも7インチトラックも発売されてた。(日本パッケージは今まで見た事無い)
トラックについては、五分五分と言った所か?

*溝だがこれも同じ位の深さが有る。
Type1の方は生産時期や金型によって製品差が大きいが同じ位の深さだ。

*何で判断するか?
ジョイント部分で判断すると残念だがType2の方が生産製品が安定してる。(中国製を除く)
Type1は、生産国が途中で変わったり金型が多数存在するが精度が一定してない。
確かに、鉄芯1本でのトラックは魅力的だがジョイント部分でのロスが大きい。

Type1は生産国と生産時期が同じでもジョイントすると段差が出来る。
金型ロットが多く存在して、裏面の形状も良い形状と悪い形状が有る。

*Type1は溝の深さはType2とそんなに違わないが、ロットによって溝の幅に問題が有る。
LifeLikeだと止まるカーブが存在する。
LifeLikeのガイドピンは少し太いがホイルスピンして走らない、手で押しても通過出来ない程狭い。
生産国と生産時期が同じカーブトラックでも普通に通過出来るトラックも有る。
これも金型の問題だが広くなるのは分かるが、狭くなるのは設計上に問題が有る様に思える。

AURORA Model MotoringのトラックとType2ではAURORA MMのトラックの方が良い結果が出るかも知れない。
日本未発売だし入手する事は可能だが、常設コースを作るにはコストの問題も有る。

結果を見ると、TOMY製Type2で常設コースを作るのが一番簡単でバラエティーにコースが作れる。
HOスロットカー用コースを作るならTOMY・Type2で作りなさいと言いたい。
日本のTOMYが発売したトラックが良いのです。
今、生産してるトラックは中国製でストレートでも鉄芯が真直ぐに入って無い。
鉄芯の入れる溝も少し広くなった感じがします、鉄芯の出てる量が不安定と良い所が無い。
金型の問題なのか?生産者側の問題か分かりませんが、中古でも良いので昔のType2がお勧めです。

Gfinger調べで間違いも有るかも知れません。
ご自身で判断して下さい。



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