HOスロットカー　Gfinger

イレーサー

*イレーサーとは消磁器とも言われてます。
磁力を帯びた鉄などに磁気を当てて磁力を少なくします。
詳しい事は分かりませんが、磁力強くする事も出来る様です。

*HOスロットカーの何に使うかでしょう。
答えはアマチュアに使います。
本来、レース用アマチュアはレース毎にマシンを分解して保管するのが良いのです。

分解しないとアマチュアはモーターマグネットの磁気で磁力が付きます。
長い時間、モーターとアマチュアのセットしてたシャーシだと実感出来ます。
古いBOXモーターだと殆どが磁力付きアマチュアになってます。

アマチュアを抜いてクリップなどの先に近ずけるとアマチュアが持ち上がります。
これは、磁力を持ったアマチュアです。

これは、古いTYCOのBOXアマチュアから外したモーター
テスト中にコミュが剥がれて廃棄となった。

これでは、本来の性能は出せません。
アマチュアの磁力を出来るだけ無くす事により、本来の性能を出します。

*使うモーターはオークシュンか何かで手に入れたBOXモーターでテストします。
ブラシテンションなどが一定なのでアマチュアの入れ替えでテンションが変わる可能性が低い。
テストに使ったアマチュアは、持ち上がるほど磁力が付いて無かった。
ピンが少し重く感じる程度の磁力が付いたアマチュアでテストしてます。

では実際にどれ位、回転数が上がるかテストです。
回転数を測るのは、ヨコモのモーターチューナーで回転数を測ります。
回転数が正しいか如何かは関係有りません。
回転数が上がるか？同じか？だけ分かれば良いだけなので


ヨコモのモーターチューナー、既に廃盤の可能性が有ります。
モータープラグはそのままだと固定出来ないので、TYCOのギアスペーサーを切って入れてます。
磁石の付かない万力で固定してますが、通常は手で持っても大丈夫です。

同じBOXモーターで7Vで1分間回し5分休ませて3回計測して平均で回転数を決めたいと思います。

イレーサー前

V	A	RPM	温度
7	0.13	20300	24.5°
7	0.12	20300	25.6°
7	0.12	20400	25.8°

イレーサー後

V	A	RPM	温度
7	0.13	20900	26.1°
7	0.18	20800	25.8°
7	0.18	20800	26.3°

イレーサー前は、20333RPMからイレーサー処理すると20833RPMに上がった。
500RPM上がった、一応効果は有るようだが0.001秒争うHOスロットカーの世界では必要かも？
勿論、チューンアマチュアとモーターマグネットの組み合わせで効果は違う物になる。

直接的、間接的な結果及び障害に対して一切責任を負わないものとします。

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