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コミュ研

*コミュ研とは、コミュテータ研磨の略
長く使ったモーターのコミュテータはブラシによって削れ均一では有りません。
新品モーターのコミュテータも真円では有りません。

コミュ研を何故するか?モーター本来の性能を引き出す為や本来の性能に戻す為です。
研磨速度等でトルク重視とか出来る様ですが、本来の性能以上にはなりません。

*ラジコンの世界だと普通ですが、日本のHOスロットカーの世界だと一部のレーサーだけです。
HOスロットカー用コミュ研が日本だと売って無いが最大の理由です。
HOスロットカー専用に販売してるのは、コブラだけです。

*テストするアマチュアはイレーサーで使ったBOXアマチュアです。

汚くなったコミュを奇麗にすれば、当然回転数も上がるハズです。
クリーナー液など使っても中々奇麗になりませんが厳密にはこれもコミュ研なのです。

コミュ研ですが、簡単な方法で最初はテストです。
ラジコンショップで購入した、砂消しゴムみたいなコミュ研磨用のゴム?で研磨します。
名前は忘れましたが400円位だったと記憶してますが同じ様な物は、100均にも売ってます。



コミュを見ると奇麗に2本の線が出てます。
ブラシが均一に当たってない!これは、ブラシの問題なので・・・新品BOXモーターだったのか?

*ドリルチャックで掴んで回してゴムを当てるだけで直ぐに研磨終了です。
簡単に奇麗になります。


研磨前と研磨後

*では実際にどれ位、回転数が上がるかテストです。
回転数を測るのは、ヨコモのモーターチューナーで回転数を測ります。
回転数が正しいか如何かは関係有りません。
同じBOXモーターで7Vで1分間回し5分休ませて3回計測して平均で回転数を決めたいと思います。

研磨前
 V A  RPM  温度 
 7  0.13  20900  26.1°
 7  0.18  20800  25.8°
 7  0.18  20800  26.3°
研磨後
 V A  RPM  温度 
 7  0.13  22600  26.6°
 7  0.14  22400  26.3°
 7  0.14  22600  26.3°
研磨後、4V10分間ならし運転致しました。
5分間クーリング後、計測開始。

良い感じに回転数が上がってます。
少ない投資で簡単に回転数が上がります。

研磨前20833RPMから研磨後22533RPMになりました。
1700RPM回転数が上がった。

*では、高い投資でコミュ研磨器を導入したらもっと良い結果が出るかな?
コブラの研磨器を買う程、Gfingerは財力がないのと使用頻度が少ないのでHUDYで我慢します。
当然、ラジコン用なのでそのままではアマチュアが乗りません。
HO用のステーを購入してテストします。

*このステーは真鍮で作られてます?
何故、ステンレスとかもっと固い素材で作らなかったのか?と疑問に思いますが・・・
きっと固い素材で作ったら製品の回転性が悪いので真鍮で作ったのでしょう?多分


こんな感じでセットします。
何本か研磨してるので、汚いのは勘弁して下さい。

コミュ研は旋盤と同じなので、セッティングを出さないと意味が有りません。
Gfingerは中古で買ったままで使います。
ダイヤルゲージを持って無いのと面倒だからです。

研磨する事によって、回転数が上がるか知りたいだけです。
一度、熱の入ったアマチュアには意味が無いとの意見も有ります。
でも、ラジコンの世界では普通だし・・・ここは実験して回転数が上がるか確かめないと

*購入した、中古のHUDYだが結構汚い!&バイトが死亡寸前だが大丈夫でしょう。
新しいダイヤモンドバイトで研磨したら違う結果が出ると思うが良いのです。
取り合えず研磨して結果が出るか試す程度で・・・


HUDYで研磨したコミュ

誰が試してもこの程度の結果が出ると言う事が大切なのです。
ダイヤルゲージで0.01mm単位で調整してこの結果ですよと言っても現実的に意味が無いのです。
そこまでコアな方は、このHPを見ないで自分で解決してると思うので・・・

*アマチュアはゴム研磨で使ったBOXモーターを使います。

*では実際にどれ位、回転数が上がるかテストです。
回転数を測るのは、ヨコモのモーターチューナーで回転数を測ります。
回転数が正しいか如何かは関係有りません。
同じBOXモーターで7Vで1分間回し5分休ませて3回計測して平均で回転数を決めたいと思います。

研磨前
 V RPM  温度 
 7  0.13   22600   26.6° 
  7  0.14   22400   26.3° 
 7  0.14   22600   26.3° 
研磨後
 V RPM  温度 
 7  0.12   22500   28.0° 
7  0.12   22500   28.2° 
 7  0.11   22600   27.8° 
研磨後、4Vで15分間ならし運転を致しました。
5分間クーリング後、計測開始

*研磨前の回転数は、22533RPMで研磨後は、22533RPMです。
結果は回転数の上がりが無かった。

Aは下がったが、回転数は一緒です。
温度は、室温に左右されるので何とも言えません。
今は冬なので室温がコミュ研してる間に上がったと思います。

*回転数が上がらなかった要因
今回、テストに使ったアマチュアはそんなに使ってなかったアマチュアの可能性が有ります。
使ってないとコミュが削れてないので、元からコミュが均等なので回転数が上がりません。
ブラシの当たりもブラシ全体を使ってないので問題です。
BOXモーターは開けるまで、中身が分らないので厄介です。


テスト後のアマチュア、2本線がクッキリ!

バイトが中古なので問題が有ったのかも?
その他にも要因は考えられますが、その内テストしてみます
今回は、100均で売ってる研磨ゴム?でも十分と言う結果が出ただけのテストでした。

*新品ダイヤモンドバイトと研磨器の精度を出せば更なる限界値まで追い込む事も可能でしょう?
実際にそこまで追い込む必要が有るかは別問題ですが・・・
私が遊んでるHOスロットカーはストックアマチュアなので何百円のアマチュアに何万円もするジグで
研磨したらいつになったら元が取れるか・・・

私は速いアマチュアより扱いやすいアマチュアがレースでは必要かと思いますが・・・

直接的、間接的な結果及び障害に対して一切責任を負わないものとします。



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