HOスロットカー
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水デカール

*HOスロットカーで遊んでると、オリジナルボディが欲しくなる。
当然、1から作るのは大変なので、既存のボディを塗り替えたりクリアボディを使う。

当然、塗装後にはデカールが欲しくなるが、HOスロットカーに丁度良いデカールは少ない。
探せば有るが、探す時間と労力を考えると自作した方が早いし簡単に何枚も作れる。
初期投資は確かに掛かるが、探す時間と労力を考えると採算は取れると思うが・・・

実際のHOスロットカーに水デカールが使われてるのは、昔のTycoとバンダイ位か?
AURORA/AFXなどマグナカー系を見ても水デカールは使われてないと思う。

*ソフトはどちらが良いか?
使うソフトですが、通常Photoshopを代表とするラスタ形式とIllustratorを代表とするベクタ形式となる。
本当は、Photoshopを代表とするラスタ形式の方がプリンター印字から考えても良い。
拡大するとドットが粗くなり好きな大きさに出来ないと言う問題が出る。
初めから大きさを専用に作れば、ラスタ形式の方が良い事は分ってるが私はベクタ形式で作ってる。

ベクタ形式の良い所は、拡大してもジャギーが出ないのと他のデータとして転用の出来る幅が大きい所
今回は、CorelDRAWで説明するがこれも既に型遅れだが、フリーソフトでも十分作れると思う。
ソフト自体は、Win98用をXPに使える様にマイナーUPした古いソフトで2002年頃のソフトです。

*使うプリンターだが自作デカールと言えば、アルプス電気 MDシリーズと言われる程の定番商品。
私はMD-5500を使ってる現在は通販のみで購入出来る。
良い所は、白印刷が出来る!メタリック印刷が出来る!にじみが無い!紫外線に強い!と言った所ですか
悪い所は、ランニングコストが異常に高い!中間色に弱い!リボンが売って無い!ウルサイ!かな?

アルプス電気でドライバーを見ましたが、一応 Vistaでも使えるみたいです。
この先、ドライバーのUPは期待出来ないと思いますが?

*私の作り方なので、他の作り方も有りますので自分に合った作り方を見つけて下さい。
*まず、基本となるデータ作りです。


@まず作りたいデータをインポートします。
私は、ラジコン用のスポンサーデカールなどスキャナーでスキャンします。
ネットから拾って来ても良いでしょう。
EPSデータを拾えたら、データ作る必要は有りません、直ぐに印刷可能です。


A適当に線を直線で書いて行きます。
直線部分は極力データに沿った方が後で面倒では有りません。


B直線を曲線化に変更してマウスで元データに沿って曲げます。


C一応、アウトラインは完成と言ったところですか?


Dインポートしたデカールデータを削除すると今書いた文字だけ残ります。


E塗りつぶしで好きな色を入れます。
この時に、印字が小さいので線は無色に設定します。

データはこれで完成です。
ここまで、掛かった時間は約20分と言ったところでしょうか!
大きさを縮小して印刷準備です。

*プリンターの準備
デカール用紙はA5サイズですが、私はこれを1/4に切ります。
はがきサイズより少し小さいですが、HOスロットカーデカールには十分な大きさです。


Fミラーだけだと、そんなに必要無いので違うデカールデータも余った所に入れる。
白印刷したい所も白以外の色を付ける事。


Gプリンターの用紙設定で手差し・ページ合成にチェックを入れる。
ページ合成を忘れると大変なので忘れない様にする。


Hイメージ設定項目のカラーマッチをなしに設定


I下時に特色ホワイトを印刷するので、平滑紙を選択して特色ホワイトを選択。
OS側の印刷プロパティでその他の項目で全てをグレースケールで印刷を選択して印刷開始。


Jここで問題発生!作ったデータが印刷範囲をオーバーしてる。
最近のプリンターの癖が・・・ソフトで印刷領域を画面に出して確認。


K白印刷が無事完了して用紙がプリンターに無事戻ったらミラーと言えばゴールド!
フラッシュゴールドを印刷する為に余計なデータを削除する。
特色ホワイトと同じ設定で、リボン設定だけフラッシュゴールドに変更して印刷。


Lゴールドの印刷が終了したら、ソフトで編集→削除を戻すを連呼する。
データが元の状態になったら、既に、白とゴールドは印字済みなので
白印刷したいデータは白で塗りつぶしか削除する、先程のゴールドデータも白塗りか削除する。


MOSの印刷プロパティでその他の全てをグレースケールで印刷をフルカラーに変更。
印刷すれば出来上がり!


Nこんな感じで出来ます。
フラッシュや白のみは、ヘッドが当たり少し欠けたりするので多めに印刷するのがベスト!
写真のHOスロットカーはTYCOオリジナルです、大きさ比較の為、置いただけです。
作ろうと思えば作れると思いますが、作る意味が無い様な気もする。


デカールを作る事自体は、難しく有りませんがソフトに慣れる必要が有ります。
私は、データの転用や縮小・拡大を考えてるのでドローソフトで作ってますが
自分の使いなれたソフトで作るのが一番の近道ですが、途中から違うソフトに乗り換えるのは大変です。

*レイヤー機能を使うとデータをわざわざ削除しなくても済みます。
これは私のやり方なので自分に合ったソフトとやり方を見つけて下さい。

*下地の白や印刷自体を何回か同じ色を印刷すると色が変わるのでこの辺も研究次第で
自分の好きな色が出せます。

*ページ合成を忘れて吐き出された用紙は、エナメル薄め液で印刷を落とせます。

*デカール作りは、メーカー保証外の使い方です。
直接的、間接的な結果及び障害に対して一切責任を負わないものとします。




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