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スピードチェッカー製作

新品HOスロットカーのならしや掃除・チューンアップしたら直ぐに速いか確かめたい。
トラックを組んで走らせるには、時間や手間が掛かるので何とかしたい。
また、少しだけ速いか調べる為にトラックを組むのは時間の無駄だ。

そこで考えたのが、ミニ四駆用のスピードチェッカー
既に廃盤だがオークションや模型店などで手に入る。
出来る機能は、最高スピード表示と30〜300mの走行タイム計測

作り方だが、私は何を作るにも基本的に図面を引かない。
今回も現物合わせで適当に作ったので予めご了承下さい。
そんなに難しい事は有りません、私が作れたので誰でも作れると思います。


スピードチェッカー用のACアダプターが写って無いが・・・
こんな感じの部品で作れる。


HOスロットカーを動かす為の電源供給から製作を始めます。
ベースになるケースに部品を適当に置いてレイアウトを決めます。
全てがケースに入る事を確認したら、穴あけ作業開始です。

これが、一番面倒です。
電流計や電圧計は大きな丸い穴を開けないと入りません。
製品によって穴の大きさは違いますが45mm前後の穴が必要です。


大きな穴を開けるには、上の様な道具が有ります。

一番左から平べたドリル・ホールソー・自由キリ

28mm前後の穴までは一番左の平べたドリルで十分対応出来ます。
100均でも売ってる物で十分、基本的には木工用ですがプラでも大丈夫です。

ホールソー写真のは鉄鋼用ですが、プラにも使えます。
値段が高いですがダ○ソーでも最近売ってます、100円では無かったと思いましたが・・・

自由キリ・木工用で40mm以上の大きな穴を好きな大きさで切れる。
非常に危ないので、ボール盤で使うのが普通

道具がない場合は、ドリルやルーターなどで開ける事も可能なので道具も購入する必要もない。
また奇麗に穴を開ける必要も無い、パーツで隠れるので入れば良い程度。


実際は、ここからパーツ計器変更で違う事になるが・・・
ここまでは、順調


配線図を簡単に書くが合ってるか分からない。
動いてるので大丈夫でしょう。


間違ってたら直して下さい。

電流計は直列繋ぎで電圧計は並列繋ぎで繋げる。
他に難しい所は無い。
抵抗は、一応100Ωの抵抗を付けた。

トラックに配線をハンダしてケースに取り付ける。
今回も全てホットボンドで固定してる。
トラックは、斜めにカットして取り付けた。


トラックを斜めにカットする理由は上記の理由。
少しでもローラー近くに鉄芯が来る様にする為。


斜めにカットしてトラクションマグネットでHOスロットカーの固定を図る。
実際に走る時もトラクションマグネットで下方向に力が掛かるので実際に走る時と同じ様な状況を作る。
隙間も無くなり、トラブルを未然に防ぐ効果も有る。

トラックをホットボンドで固定したら、配線を全て繋げて動作確認。
抵抗ボリュームを動かして電圧計が動いたら完成。
HOスロットカーをトラックに載せないとボリュームを動かしても電圧計は20Vのままです。
直列になってます。


汚いが一応、HOスロットカー用の電源は完成なのだ。

続いてスピードチェッカーの取り付け。
全てを取り外してローラー部品とセンサー部品の取り付けステーも切り離す。


センサー取り付けステー・切られて二度と使えなくなったガワ

ローラーの軸は長いので適当な長さでカットする。
使う軸は1本なので予備が2本有るので大胆にカットしよう。
軸は2mmなのでアルミパイプを外径4mm+6mmと被せて最後は10mmのプラパイプで締める。


組み合わせるこんな感じに出来る。

10mmまで大きくした事でローラー軸のギアよりローラーが大きくなったと思う。
この辺の部材は、家に有った部材なので最後10mm以上になるなら大丈夫。
ローラーが大きくなるとケースに入らないとか違う問題も出て来る場合も有ります。


こんな感じで作る、透明アクリルは3mmだと思うがこれも家に有った端切れ。
大きいギア横の黒い円盤はセンサー用の円盤なのでローラー外径は11mm位が限界か?


仮組みしたら、手でローラーを回して変な抵抗が無いか確かめて接着。
再度分解する事は考えてない、壊れたら廃棄処分が決定されてる。


テストしたら、X-2で最高時速35Kmをマークした。
ローラーの径を変えたので目安的な表示です。

実は、この時には既に新しい構想が出来ていた。。。
10年目の構想を実現しようとしてるが、完成目前で既に新しい構想が・・・
話を戻してテストが完了したら基盤等をケースに付ける。


裏から見ると更に汚くなった内部だが動くのでOK!

表面

最初の完成レイアウトと少し変更になったが、機能に変更は無い。

最初のレイアウトだと電流・電圧計は平らに付ける予定だったが
付ける寸前に電流計を間違って購入してる事が判明、急遽違うメーカーの物を購入したら・・・
大きさが違うので付かない・・・電流・電圧計を斜めに付ける事で何とか出来た。

トラックとローラーはケースの内側から付ける事にした。
表から貼り付けだとならし中にHOスロットカーが振動で横を向いてる事が有るので段差で押さえる事が出来る。
また、ローラーの取り付け等を考えると裏から貼り付けた方が簡単。

構想から10年目で実際に出来たが、只単に作らなっただけで簡単に出来る。
製作時間2日で出来る、殆どの時間を切る作業に使ってる。

気になるスピードチェッカーの実力だが、テストのコーナーにUPします。
スピードチェッカーへ

お詫び!

スピードチェッカーですが高電圧でテストした所、使えない事が判明致しました事をご報告致します。
モーターが発生するノイズでスピードチェッカーが誤作動を起こします。
ヨーロッパ仕様のHOスロットカーでは通常に使えます。
ヨーロッパ仕様とはノイズ除去のコンデンサ付きHOスロットカーです。


スイッチなどのケーブルからのノイズかと思い解体寸前のならし機
結局、HOスロットカーから発生するノイズと判明!X-3では20Vでも動く。


改善方法としては、レイアウト変更でスピードチェッカーとトラックの位置を離す。
スピードチェッカーとトラックの間に計器を入れるなどですが、保証は有りません。
また、セパレート型にするなどです。
スピードチェッカーの基盤だけ違うBOXで作りコネクターで接続する。
↑これが一番無難です。

スピードチェッカー2号機製作へ



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